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極低温バリ取り機の安全運転上の注意

1. 極低温バリ取り機から発生する窒素ガスは窒息の危険がありますので、作業場では適切な換気と空気循環を確保することが重要です。胸の圧迫感を感じた場合は、速やかに屋外または換気の良い場所に移動してください。

2. 液体窒素は超低温の液体ですので、装置を操作する際は凍傷防止のため保護手袋を着用する必要があります。夏場は長袖の作業着が必要です。

3. 本装置には駆動機器(投射ホイール用モーター、減速モーター、伝動チェーン等)が装備されています。巻き込まれたり怪我をしたりすることを避けるため、装置のトランスミッションコンポーネントには触れないでください。

4. ゴム、射出成形品、亜鉛・マグネシウム・アルミダイカスト製品以外のバリの加工には使用しないでください。

5. 本装置を改造したり、不当な修理をしないでください。

6. 異常が認められた場合には、STMC のアフターサービス担当者に連絡し、指導のもとにメンテナンスを行ってください。

7. 装置の電圧は 200V ~ 380V です。感電防止のため、電源を切らずにメンテナンスを行わないでください。事故を避けるため、機器の動作中は、勝手に電気キャビネットを開けたり、電気部品に金属物に触れたりしないでください。

8. 装置の正常な動作を確保するために、装置の動作中に勝手に電源を切ったり、装置の回路ブレーカーを閉じたりしないでください。

9. 装置の稼働中に停電が発生した場合は、装置の損傷を避けるため、シリンダー安全ドアロックを無理に開けて装置のメインドアを開けないでください。


投稿日時: 2024 年 5 月 15 日